【レポート】克己心~平野鷹朋百五十分~


2017年2月18日に心斎橋FANJにて「克己心~平野鷹朋百五十分~」というライブイベントが行われた。本イベントのタイトルにも出てくる平野鷹朋(Dr.)はこの日出演する全バンドのドラムかつ主催である。主催者本人も「酔狂」と本イベントを揶揄したが、ジャンルの縛りはなくバラエティに富んだ企画内容であった。

「ヨルカケス」から本イベントが始まった。現在はGt.&Vo.とDr.の2人組であり、シーケンスを用いてキャッチ―なメロディと多彩な音色で一番手を飾った。ポップで心地よい感触の楽曲が多く、会場は序盤から体を揺らした。MCでは主催の挨拶もはさみアットホームな空気を作った。3月24日に同じく心斎橋FANJにてライブも決まっており活動の幅を広げている。

2番手は「Men La Bino」。キーボード、ギター、ベース、ドラムそれぞれソロを回し、一曲目から会場の空気を変えた。

ソウル・ファンク系の楽曲が彼らの得意とするジャンルで、かつユーモアな歌詞で笑いを誘った。跳ねるビートとコール&レスポンスで会場の一体感を作った。彼らは普段カフェやバーなどでライブ活動を行っており、翌日2月19日も心斎橋digmeout ART & DINERにてライブである。MCでは今回が初ライブハウスでのライブだと言っていたが、そう感じさせないほどのパフォーマンスと円滑なMCで会場を沸かせた。

会場の熱を保ったまま京都発「Jano」の出番となった。躍動感のあるパフォーマンスと、多彩なシンセの音色によりポップでエレクトロな要素が彼らの持ち味である。勢力的に各地でライブを行っており3月24日に三宮 ARTHOUSE、3月16日に北堀江 club vijonが決まっている。持ち前の爽やかで疾走感のある楽曲を繰り出し次のバンドにバトンを繋いだ。

 4番手は「少女Aの考察、」。雨音や喧騒をモチーフにしたSEでステージに登場した。本を片手にポエトリーリーディングから彼らのステージは始まり、今まで出たバンドとは一風変わった空気感を醸し出した。

序盤の静かな朗読からは打って変わり楽曲のパフォーマンスは攻撃的な躍動感に溢れていた。突き刺さるようなギターのサウンドが彼らの出番を終えても耳に残るような印象があった。来月の3月26日にはここ心斎橋FANJにて「「少女Aの考察、」×ゼノ × the brownies共同企画「帰依せず」」も控えており勢力的に活動している。

 この日のラストは「Funny Funk Fish」である。ボーカルと今日の主催とともに手を繋いで登場した。平野鷹朋(Dr.)が感謝を述べると鷹朋(ようほう)コールが続いた。かなり息も上がり酸素を吸う場面が見られたがVo.のMCにより笑いが起こり、ほぼパフォーマンスと化していたようだ。観客の盛り上がりは最高潮となりこの日の幕を閉じた。「Golgo」という楽曲のMVを現在製作中であり、MV公開記念イベントを3月18日ここ心斎橋FANJで行なう予定である。


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